耐量子暗号のブロックチェーン実装に関する研究
ブロックチェーンに求められる暗号技術の条件を整理し、主要な耐量子暗号の比較、実装、性能評価を大学と共同で進めます。評価結果をもとに、実用化に向けた課題や改善点を検討します。
共同研究メンバー:坂井あづみ准教授(博士・理学)
R&D
耐量子暗号をはじめとする先端技術について、大学や研究機関と共同で研究しています。

将来、十分な性能を持つ量子コンピュータが実用化されると、現在広く利用されている公開鍵暗号の一部が安全ではなくなる可能性があります。ペイクルは、将来にわたって安全に利用できるブロックチェーンを目指し、耐量子暗号の実装と性能評価に取り組んでいます。
格子ベース暗号やハッシュベース署名など、主要な耐量子暗号について、処理速度・鍵サイズ・耐性の強度を分析し、ブロックチェーンへの適性を検討しています。
候補となるアルゴリズムをブロックチェーンに実装し、性能を評価します。評価結果をもとに、アルゴリズムの改善や新しい方式の提案へつなげます。
ブロックチェーンの監視、異常検知、運用支援など、AIを活用して安全性や運用効率を高める方法についても研究しています。
2025年4月、長崎総合科学大学およびレイヤー1ブロックチェーン「UPCX」との産学連携により、「グリーンブロックチェーン開発 ペイクル/UPCX共同研究講座」を開設しました。再生可能エネルギーなどの環境・社会課題に対し、ブロックチェーンをどのように活用できるかを研究しています。
| 講座名 | グリーンブロックチェーン開発 ペイクル/UPCX共同研究講座 |
|---|---|
| 研究テーマ | 社会実装を目指したブロックチェーン技術の応用研究 |
| 場所 | 長崎総合科学大学 新技術創成研究所 |
| 担当教授 | 江藤 春日(特命教授) |
ブロックチェーンに求められる暗号技術の条件を整理し、主要な耐量子暗号の比較、実装、性能評価を大学と共同で進めます。評価結果をもとに、実用化に向けた課題や改善点を検討します。
共同研究メンバー:坂井あづみ准教授(博士・理学)
研究成果を学会や国際会議で発表し、外部の研究者や専門家との意見交換を行っています。

2025年9月、計測自動制御学会主催の「第42回センシングフォーラム」にて、当社社員が「センシングデータ価値化へのアプローチ」「IoTデータのクラウド管理におけるブロックチェーン活用の挑戦と展望」を発表。ブロックチェーンによるセンシングデータの真正性・追跡性を高める設計指針と、データ管理・価値循環の構想を示しました。

再生可能エネルギー分野の国際会議の一つ「ICRERA2025」(2025年10月・ウィーン)に、2年連続でオフィシャルパートナーとして参画。ブロックチェーンの知見と技術を活かし、エネルギー取引の透明性と効率性を高めるソリューションの展開を目指しています。

研究開発の成果を知的財産として蓄積し、技術の保護と新しい事業への活用を進めています。
従来のNFTレンタルには、所有権を一時的に相手へ移転する必要があり、貸主がNFTを失うリスクを伴うという課題がありました。本特許は、NFTの所有権を保持したまま、コンテンツの利用権のみを柔軟かつ安全に提供できる方式です。
日本、マレーシア、シンガポール、韓国で特許を取得しています。
電子書籍・音楽・映像などの複数ユーザーによる同時利用、メタバース内アイテムや教育用素材の一時的な利用権販売、コンテンツ提供者による継続的なマネタイズモデルの構築など、デジタルコンテンツ流通の幅広い場面への応用が可能です。
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