2025年9月25日(木)~26日(金)に群馬大学桐生キャンパスで開催された「第42回センシングフォーラム」において、当社社員2名が論文を発表いたしましたので、お知らせいたします。

研究者がデータ価値化の理論的背景について発表する様子

発表者・テーマ

江藤 春日(長崎総合科学大学 特命教授、株式会社ペイクル 取締役)
発表テーマ:「センシングデータ価値化へのアプローチ:IoTデータの爆発的増加に向けて」

室橋 太郎(株式会社ペイクル)
発表テーマ:「IoT データのクラウド管理におけるブロックチェーン活用の挑戦と展望」

本発表の意義(USAPプロジェクトとの関係)

ペイクル/UPCX次世代センサ協議会と協働でブロックチェーンによるIoTプラットフォームの構築を推進するUSAPプロジェクトに取り組んでいます。また、長崎総合科学大学との共同研究を通してブロックチェーンによるIoTデータ管理の意義を理論的に裏付けする取り組みを進めています。
USAPでは、センサ群から収集される膨大なIoTデータを信頼できる形で収集・記録し、価値化(利活用・還元)するアーキテクチャの確立を目指しており、先般、センサEXPOにおいてプロトタイプ「センシングトレイン」を公開しました。

今回の2件の論文は、

  • センシングデータの真正性・追跡性・ガバナンスを高める設計指針
  • ブロックチェーン/クラウド連携によるデータ管理と価値循環の具体像を提示するもので、USAPの実装ロードマップを学術的に裏付ける内容です。展示レポート・プロジェクト概要は当社ニュースをご参照ください。
  • 当社ニュース:センサエキスポジャパン2025出展レポート

今後の展開について

ペイクルは、USAPプロジェクトを通じてセンサデータの価値創出を加速し、学術・産業界との連携を一層強化します。UPCXの高速・低コスト・高信頼性を活かし、データの正当性と流通のしやすさを両立させる社会基盤づくりに貢献してまいります。

ペイクルとの業務提携はこちら
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